貞子終於3D~
「貞子3D」石原さとみ主演で来年5月公開
日本中を恐怖に巻き込んだ“最恐”の幽霊・貞子が3D映画になって帰ってくることが16日、分かった。女優、石原さとみ(24)主演の「貞子3D」(英勉監督)で来年5月12日公開。ホラー映画初主演の石原は、貞子に狙われる高校教師役だ。恋人役で若手俳優集団、D-BOYSの瀬戸康史(23)が共演。キャストを一新して、あの恐怖が再びよみがえる…。
石原が、日本中を震え上がらせた怨霊・貞子の次の標的となった。 日本に一大ホラーブームを巻き起こした、「呪いのビデオ」に関わった者を貞子が呪い殺す「リング」シリーズ最新作。真っ白なワンピースに顔全体を覆うような長い黒髪姿の貞子がテレビ画面から這い出してくるシーンは、観客を恐怖に陥れた。 その人気作が、米リメーク版から7年、日本オリジナル版としては12年ぶりに復活する。今作では、「リング」の生みの親である作家、鈴木光司氏(54)がまったく新しいオリジナルストーリーを執筆。教え子の死に疑問を感じた高校教師・茜(石原)が、謎を追究していく中で貞子に狙われる姿が描かれる。しかも3Dで、貞子がスクリーンから飛び出してくるため、恐怖も倍増だ。 石原はホラー映画初出演にして初主演。オファーを受けて「以前見た『リング』などの怖さを思い出しました」と震え上がったが、10月末のクランクイン前に共演者、スタッフと都内の神社でおはらい。気を引き締め直して撮影に挑み、「特殊撮影やCGもすごいので、どんな出来上がりになるかとても楽しみ」と期待を寄せている。 一方、貞子との闘いに巻き込まれていく茜の恋人役の瀬戸は、「テレビの中から出てくるだけでも怖いのに、スクリーンから飛び出すなんて、どんだけ迫力があって怖いんだろう」とワクワクし、「今までのジャパニーズホラーの“じわじわくる怖さ”も残しつつ、ハリウッドホラーのグロテスクな部分も取り入れた、新しいホラー映画です」と自信満々にアピールする。 ホラー映画に初挑戦する英勉監督は「出ます、出します、震えます」と力強く宣言。 来年5月、大画面に“復活”した貞子の姿に、再び日本中がおびえることになりそうだ。
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