今週末に発売が迫った「MODEROIDライジンオー」(8月7日メーカー出荷)
商品化の度に進化を続けるMODEROIDシリーズですが、
今回も「今までのMODEROIDと、また何かが変わった!」と 感じていただけるキットに仕上がっています!
「組立て」「造形」そして「合体」と、
プラキット的にも、合体トイ的にも、組んで遊んで楽しい本商品。 この夏是非、楽しんでいただきたく、数回に分けて商品の魅力を解説してまいります。
■パッケージ
パッケージアートは、やまだたかひろさん描きおろし
MODEROIDおなじみの箱側面まで広がるパッケージアートです。
■ランナー
白、赤、青、黄(淡)、黄(濃)、グレー、クリアーグリーン。 7色の成形色(グレー部分は、黒とダークグレーの2階調あるので、本当のところは8成形色になります)
各メカごとに、おおよそのランナー分けがされているので、カラーの取説と見合わせながら、パーツ探しの手間がかからない配置になっています。
■シール シールは、質感の高いマット素材を使用。
ここから、製品本体の紹介!
今回は剣王にフォーカスして解説してまいります。
■剣王
本キットのポテンシャルを象徴しているのがこの剣王!画像は素組み状態。 成形色とシールで、ここまで色分けされます。
全高約10cm
シンカリオンE5はやぶさと(13.5cm)との比較
この小サイズの中に、可動・変形ギミックが凝縮されています!
頭部はわずか1cm !! 顔は5mm!
この小ささで目と額は塗装済みです。 中央のクリスタルもクリアパーツ製。
■剣王に使用するランナー
剣王は約70パーツ構成。 おおよそ1~2時間で組み立てできます。
成形色 黄色のコダワリ
黄色は濃淡2階調の成形色を使用しています。
設定画でも黄色は2色で描き分けられており、それに合わせた成形色となっています。
ちなみに淡い黄色部は、トミー(現タカラトミー)さんの旧トイで金メッキだった場所。設定としても金色イメージとのことなので、ゴールドで塗装してみるのもいいですね。
■可動
可動ポイント一覧
改めてになりますが、全高わずか10cmですよ~
変形機構を搭載しつつ、ヒロイックなポージングもこなします。剣の刀身は塗装済み。
足首は変形時の接続部でありながら、広い可動域と接地性を実現。
■POM素材 本格使用
MODEROIDシリーズとしては、エリアルやシンカリオンの関節で実験的に一部使い始めていましたが、ライジンオーでは、多くの可動箇所にPOM材を使用しています。
POM樹脂(ポリアセタール)
プラキットとしてはなじみの薄いパーツですが、
家電の機構部分等によく使われる素材で、(ラジコンのギアとかもですね)
壊れにくく、摩耗に強く、動きがなめらかな素材です。
塗装できないのが難点ですが、その分強度があり、
ガシガシ動かしても関節の強度が落ちにくい素材です。
ライジンオー時、主要関節(肩、股間、ヒザ)となる箇所に使用されています。
■変形!
差し替えなしで合体形態へ移行(頭部アンテナは盾内側に収納)
■組み立て済み関節ユニット
剣王の股可動部はスライド式
この機構部は、組み立て済みのユニットを使用しています。 POM製のブロックに金属シャフトを2本通した専用ユニットです。
股関節は、ライジンオー合体時にボリュームのある脚部を保持する場所でありつつ、一方で、剣王時はコンパクトに見せたい場所の為、小サイズで高負荷に耐える必要があります。
そのため負荷のかかる部分には金属パーツを使用し、予め工場で組み立てられています。
そして、この股間ユニットのおかげで、腰をためた立膝ポーズも可能なのです ! 剣王はもちろんのこと、 ゴッドライジンオーのあの決めポーズの為にも、ここの可動域は必須ですね。
この可動域を活かし、獣王への跨りも再現! 約70パーツ、僅か10cmで、 変形合体を実現しつつ、さらにポージングもこなす!
この剣王のスペックで、MODEROIDライジンオー仕上がりの
本気度を感じていただけたのではないかと思います。
次回は、獣王、鳳王そしてライジンオーへの合体までを紹介!
お楽しみに!
MODEROIDライジンオー
8月7日メーカー出荷
価格 5,000円+税 設計:ユニテック 制作協力:エルドラモデル
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